病気が原因かも!多汗症はクリニックで治療できる

汗によるトラブルを解消

ワキ

汗の分泌量を減らすために

人間の体では、体温が上昇すると、体温調節のための汗が分泌されます。分泌された汗は、徐々に蒸発していくのですが、蒸発には体の熱が使われます。つまり汗が多く分泌されるほど、体の熱による蒸発で、体温が下がっていくことになるのです。しかし多汗症になると、この汗が過剰に分泌されるようになります。たとえ体温が上昇していなくても、わきや手などから多くの汗がにじみ出てくるのです。すると、汗により衣服にシミがついたり、不快な匂いが生じるようになります。そのため、こういったトラブルに悩む多くの人が、美容整形外科などで治療を受けています。治療は主に、ボトックス注射やマイクロウェーブによっておこなわれています。発汗は、アセチルコリンの分泌によって促されるのですが、ボトックス注射を打つと、そのアセチルコリンが分泌されにくくなります。また、汗はエクリン腺という汗腺から分泌されるのですが、マイクロウェーブをあてると、このエクリン腺の機能が、熱によって低下するのです。つまりこれらの治療によって、汗の分泌量が減るわけです。

効果の出る部位や持続期間

マイクロウェーブによって機能の低下したエクリン腺は、基本的には回復しません。つまりこの方法での多汗症治療は、効果が長く持続するということです。ただしボトックス注射の場合は、効果の持続期間が数ヶ月となっています。早ければ3ヶ月ほどでアセチルコリンが再び分泌されるようになるので、多汗症の症状を抑え続けるためには、定期的な注射が必要です。そしてどちらの治療も、効果が出てくるのは施術部位のみとなっています。たとえば右側のわきにのみ施術した場合には、左側のわきからは汗が分泌され続けるのです。そのため発汗量の多い全ての部位に、施術することが必要となっています。また多汗症の原因は、ストレスや疲労にあります。精神や肉体の緊張により筋肉が収縮すると、汗が出やすくなるのです。さらに、汗腺の働きをコントロールしている自律神経が乱れることでも、汗の分泌量が増えることになります。したがって多汗症の治療は、精神や肉体、自律神経におけるケアとあわせておこなうことが、効果的とされています。