病気が原因かも!多汗症はクリニックで治療できる

掌や顔に大量の汗をかく

照射治療

正常な量の範囲を超えた汗

多汗症とは正常な量の範囲を超えて汗をかいてしまい、日常生活に支障をきたすほどの状態です。多汗症には病気や薬が原因となる続発性と、原因が明らかではないが、異常なほどに汗をかいてしまう原発性とがあります。続発性多汗症は病気や薬が原因となる事から後天的理由と考えられます。主な原因は「甲状腺の異常・糖尿病・脳梗塞・末梢神経の障害」などの病気が関係する事が多くあります。また持病の為に飲まれている薬が原因となったり、肥満や激しい運動、重労働が多汗症を起こす引き金となる事があります。続発性多汗症の症状には掌だけに多くの汗をかいてしまう場合と、体全身に汗をかいてしまう場合とがあります。全身に汗をかく場合には交感神経系の異常がある事や、更年期障害などが隠れている場合があります。一方、原発性多汗症は明らかな原因が特定できず「生まれつき・自律神経の乱れ・生活スタイル」などが多汗症を引き起こすと考えられます。どちらの多汗症も治療は可能です。しかし、原因が解っていることから治療がしやすい続発性多汗症に対し、原因が明らかでない原発性多汗症は効果的な治療を見つけるまでに時間を要する事もあり、色々な治療を試す必要も考えられます。

汗を抑える方法

多汗症の治療方は汗をかく部分により治療法が異なり「イオンフォレーシス・ボトックス注射・塗り薬・漢方薬・ブロック注射」など様々な治療法があります。最も多汗症治療に用いられるのがイオンフォレーシスです。直流電流を流す水に手足を入れてる電気治療で、何週間か連続でこの治療を行う事で多くの多汗症が改善できると言われ最も行われています。ボトックス注射はボツリヌス菌から抽出されるタンパク質を注入する方法です。ボトックスは筋肉をコントロールする神経伝達物質を抑制する働きをし、汗腺の働きをも抑制し汗をかきにくく出来ます。また塗り薬として手軽に行える塩化アルミニウムがあります。これは塩化アルミニウムを塗り、汗腺を塞ぐ事で汗が出ないようにする方法です。したがって根本的に治療とは違い、汗腺に蓋をしている状態です。そのため一時的に汗が出るのを防ぐ事の対策法と言えます。また漢方薬は体質改善や神経系に効果があると言われ、身近で副作用の少ない漢方薬は医療の現場でも多く用いられています。ブロック注射は神経や、その周辺に麻酔薬やステロイドを注射する事で汗を抑える方法です。一時的に汗を抑えるには効果がありますが、ステロイドに抵抗感を持つ方も多くいます。